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関西空港とりんくう 2026/11/01 掲載

関西国際空港の旅客数、2025年は3,400万人超から2026年9月までの落ち込み

泉佐野市田尻町泉南市

関空の旅客は2025年に34,034,435人(速報)まで増えましたが、2026年1〜9月は22,651,295人で前年同期より11.0%減り、国際線は9か月すべて前年割れでした。

関西国際空港の旅客数は、2024年(暦年)に30,598,651人でした。内訳は国内線6,730,871人、国際線23,867,780人です(大阪府統計年鑑に載る国土交通省「空港管理状況」の数字)。2025年は大阪航空局の速報値で34,034,435人となり、2024年より11.2%増えました。国内線は6,571,221人で2.4%減り、国際線は27,463,214人で15.1%増えています。2025年の増加は、国際線が引っ張ったことになります。

2026年に入ると、動きが変わりました。大阪航空局の2026年9月分までの速報によると、2026年1〜9月の旅客は合計22,651,295人です。内訳は国内線4,513,037人、国際線18,138,258人でした。2025年の同じ9か月は合計25,454,556人でしたから、11.0%少なくなっています。2024年の同じ9か月は22,455,672人で、2026年はそれを0.9%上回る水準です。

国際線に絞ると、2026年1〜9月は18,138,258人で、2025年の同期間(20,472,560人)より11.4%少なく、2024年の同期間(17,419,802人)より4.1%多い数字です。つまり国際線は2025年に大きく伸び、2026年はその分を戻して、2024年を少し上回る水準にあります。国内線は2026年1〜9月が2025年同期間より9.4%、2024年同期間より10.4%少なく、2024年の水準も回復していません。

月ごとに見ると、国際線の旅客数は2026年の1月から9月まで、すべての月で前年の同じ月を下回りました。減り方が最も小さいのは3月の4.0%減(2,173,137人)、最も大きいのは8月の18.5%減(2,071,107人)です。2025年8月は、月間の旅客が合計3,161,462人とその年で最も多い月でした。2026年8月は合計2,619,394人で、月の最多は3月の2,731,479人です。

国内線と国際線の比率も動いています。旅客に占める国際線の割合は、2024年1〜9月が77.6%、2025年同期間が80.4%、2026年同期間が80.1%です。2026年は国際線の絶対数が減りましたが、国内線も同じ程度に減ったため、割合はほぼ変わっていません。この資料は旅客数を載せているだけで、減った理由(路線の増減、運賃、為替、各国の渡航事情など)は書かれていません。理由は、ここでは判断できません。

数字の読み方に断りがあります。第一に、2025年と2026年は速報値で、後から修正されます。実際に2026年1月の国際線は、2026年3月までの版で2,068,972人、9月までの版で2,072,074人と、約0.15%ずれていました。第二に、2024年は大阪府統計年鑑(国の空港管理状況調書)、2025年と2026年は大阪航空局の速報と、集計元が違います。国際線の通過客を含むかどうかを速報側で確かめていませんが、2024年の通過客は51,096人で全体の0.2%です。

関西国際空港は泉佐野市・田尻町・泉南市にまたがり、税関の管轄でも3市町にわたります。この記事の数字は空港全体の旅客数で、3市町それぞれの税収や商業にどう響いたかは、今回の資料では確かめていません。空港関連の税収については、当サイトの既存記事「関西国際空港とりんくうタウン」で、田尻町の決算などを取り上げています。

要点

出典:大阪航空局 管内空港の利用概況集計表 令和8年度(速報値、2026年1〜9月分)/大阪航空局 管内空港の利用概況集計表 令和7年(速報値、2025年1〜12月分)/大阪航空局 管内空港の利用概況集計表 2026年8月分(対前年同月増減つき)/大阪航空局 利用実績の公表ページ(2026年10月時点)/大阪府統計年鑑 9-24 空港別航空輸送量(2024年)/大阪税関 関西空港税関支署の管轄

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