泉州しらべver0.92

医療・福祉・子育て 2026/11/05 掲載

8市町の病院と病床数を人口あたりで比べる(2023年10月1日現在)

泉州8市町

2023年10月1日現在の医療施設調査で、8市町の病院と病床を人口10万対で比べました。病床の総数は多く見えても精神病床の影響が大きく、一般病床は8市町すべてが大阪府全体を下回ります。

この記事は、大阪府が公表している令和5年(2023年)医療施設調査の市町村別の表をもとにしています。調査日は2023年10月1日です。医療法は、入院させる施設が20人以上のものを病院、入院施設がないか19人以下のものを診療所と分けています。集計は施設がある市町ごとなので、住民がその市町の病院にかかるとは限りません。人口10万対は、表に載っている人口を分母にして計算しました。

8市町の病院は合計49施設、病床は合計9,897床です。大阪府全体は502施設、102,753床なので、病院の約9.8%、病床の約9.6%を8市町が占めます。表の人口は8市町で539,203人、府全体で8,774,574人で、8市町の割合は6.1%です。施設数は岸和田市17、泉佐野市11、貝塚市8、泉南市7、阪南市3、熊取町2、岬町1で、田尻町には病院がありません。

人口10万人あたりの病床数は、府全体の1,171に対し、貝塚市2,875、岬町2,134、泉南市2,011、熊取町1,950、岸和田市1,795、泉佐野市1,528、阪南市789、田尻町0です。8市町を合計して計算すると1,835で、府全体を上回ります。ただし、この数字には精神科の病床が含まれていて、市町によって占める割合が大きく違います。

精神病院の病床と、一般病院の中にある精神病床を合わせると、貝塚市は精神病院4施設で1,886床、岸和田市は980床(精神病院644床と一般病院の精神病床336床)、熊取町は613床、泉南市は575床(260床と315床)、泉佐野市は342床です。人口10万対では貝塚市2,309、熊取町1,418、泉南市993で、府全体の205を大きく上回ります。8市町の精神病床は合計4,396床で、10万対は815です。

精神病床を除き、一般病床と療養病床だけで10万対を比べると、順位が変わります。岬町2,134、岸和田市1,268、泉佐野市1,173、泉南市1,019、阪南市789、貝塚市566、熊取町532、田尻町0で、府全体は962です。岬町には病院が1つあり、その301床はすべて療養病床で、一般病床はありません。8市町の合計は1,018で、府全体をやや上回ります。

一般病床だけにすると、8市町はすべて府全体の738を下回ります。岸和田市651、泉佐野市610、阪南市511、泉南市487、貝塚市392、熊取町342で、岬町と田尻町は0です。8市町の合計は522です。この表からわかるのは病院の所在地ごとの病床数までで、隣の市町の病院にかかる人がどれだけいるかは含まれません。この差が受診のしやすさの差になるかは、表だけでは判断できません。感染症病床は8市町で泉佐野市の10床だけです。

一般診療所は8市町で426施設あり、人口10万対は田尻町98.1、泉佐野市89.7、阪南市87.9、岸和田市78.0、岬町78.0、熊取町76.4、貝塚市69.8、泉南市69.1です。府全体の101.2を上回る市町はなく、8市町の合計は79.0です。病院のない田尻町は診療所が8施設で、人口が8,158人と少ないため10万対は8市町で最も高く出ています。

要点

出典:大阪府 保健衛生関連データ(医療施設調査)令和5年医療施設調査の結果/大阪府 令和5年医療施設調査 第2表 医療施設数、病床数、施設の種類・市町村別(2023年10月1日)/大阪市 病院の定義(医療法第1条の5第1項)/大阪市 診療所の定義等(医療法第1条の5第2項)

医療・福祉・子育てのほかの記事

姉妹サイト:それなんぼ? ほんまかいな予想 生活保護しらべ トラさんしらべ 神社しらべ 歴史しらべ 文学しらべ 音楽しらべ お笑いしらべ 落語しらべ 漫画しらべ 映画しらべ 仕事しらべ 泉南しらべ 浜区しらべ よろず研究室