泉州しらべver0.91

市町のすがた 2026/10/24 掲載

泉佐野市のすがた

泉佐野市

関西国際空港の対岸に位置する泉佐野市について、位置と面積、人口と世帯の動き、市制と合併の歩み、鉄道駅と道路、産業、市の総合計画と統計書を、府・国・市の公表資料からまとめます。

泉佐野市は大阪市と和歌山市のほぼ中間にあり、背後に和泉山脈を控える市です。山脈の一部は金剛生駒紀泉国定公園に指定されています。面積は56.50平方キロメートル(国土地理院、2026年7月1日時点)で、8市町では岸和田市に次いで広い市です。市は気候を瀬戸内式で温暖、降水量が比較的少ないと説明しています。市役所は泉佐野市市場東1丁目1番1号にあり、南海線の泉佐野駅、JR阪和線の熊取駅からそれぞれ歩いて約20分です。

大阪府の推計では、2026年9月1日現在の人口は100,336人、世帯数は46,504世帯です。国勢調査では2020年が100,131人・43,864世帯、2025年が100,236人・46,432世帯でした。2020年から2025年にかけて人口が増えたのは8市町で泉佐野市だけで、世帯数は5年間で約5.9%増えています。1世帯あたりの人員は2026年9月1日現在2.16人で、8市町では田尻町(2.02人)に次いで少なくなっています。

府の年齢別推計人口(2026年9月1日現在)から計算すると、65歳以上の割合は26.2%で、8市町では田尻町(23.3%)に次いで低い値です。14歳以下は10.8%です。直近1年(2025年9月1日〜2026年8月末日)の人口は37人増で、自然増減は626人減、社会増減は663人増でした。死亡が出生を上回る分を転入超過が埋め、人口がほぼ横ばいを保っていることが読み取れます。世帯の増加と世帯人員の少なさからは、単身や少人数の世帯が増えていることがうかがえます。

市の概要によると、泉佐野市は1948年4月1日、佐野町の市制施行によって誕生しました。1954年には南中通村、日根野村、長滝村、上之郷村、大土村の5村が合併し、今の市域ができています。市名は、中世から続く村名「佐野」に旧国名の「和泉」を付けたものです。1994年9月には関西国際空港が開港し、市は空港を生かして世界と日本を結ぶ玄関都市をめざすとしています。

市の統計書(令和4年版)は、市内の駅として、南海電鉄の鶴原・井原里・泉佐野・羽倉崎・りんくうタウン・関西空港の各駅、JR阪和線の東佐野・日根野・長滝・りんくうタウン・関西空港の各駅を載せています。年間乗車人員の合計は、南海の各駅で2019年度の14,337,144人から2021年度は8,012,030人に、JRの各駅で10,604千人から5,463千人に減りました。南海の関西空港駅は6,069,065人から1,842,340人へと7割近く減っており、空港の利用の落ち込みが駅の数字に表れています。道路では、関西空港自動車道の上之郷・泉佐野の両インターチェンジと、阪神高速湾岸線の泉佐野料金所の交通量が統計書に収められています。

産業について、市の概要は、商業・工業・農業・漁業がそれぞれ釣り合いよく栄えてきたうえに、関西国際空港の開港などに伴う人口の増加とともに商業・サービス業が盛んになったと説明しています。統計書も、農業、漁業、製造業、商業の章をそれぞれ設けています。人口の推移と合わせると、空港の開港後に人口と商業・サービス業が伸び、2020年代も人口を保っている点が、8市町のなかでの泉佐野市の特徴です。

市の計画と統計の窓口は次のとおりです。第5次総合計画は、基本構想の期間を2019年度からの10年間とし、2023年度までの5年間を前期基本計画、それ以降の5年間を後期基本計画としています。統計書は市長公室政策推進課の編集で、令和4年版は2018年(度)から2022年(度)までの5か年の資料を収めています。

要点

出典:大阪府 毎月推計人口・年齢(5歳階級)別推計人口(令和8年9月1日現在)/大阪府 令和7年国勢調査 人口等基本集計・人口速報集計(令和2年との比較を含む)/国土地理院 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(7月1日時点)/泉佐野市 泉佐野市の概要(2026年5月22日更新)/泉佐野市 アクセスマップ(2022年1月11日更新)/泉佐野市 第5次総合計画 基本構想・基本計画(後期)(2025年9月8日更新)/泉佐野市 泉佐野市統計書 令和4年版(PDF)

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