泉州しらべver0.91

市町のすがた 2026/10/24 掲載

田尻町のすがた

田尻町

田尻町は泉佐野市と泉南市に接する町で、関西国際空港の空港島の中央部が町域に入ります。2026年9月1日現在の推計人口は8,390人で、8市町のなかで65歳以上の割合が最も低い町です。

田尻町の面積は、町の「歴史・地勢」によると5.62km²です。同じページの町域面積の表では、1990年には1.94km²でしたが、関西国際空港とりんくうタウンの埋め立てで広がり、空港が開港した1994年には3.77km²、2015年に今の5.62km²になりました。町の観光まちづくり構想(2026年5月)では、このうち内陸部は2.35km²とされています。

町の説明では、沖合約5kmにある関西国際空港のうち中央部(泉州空港中)が田尻町に属します。町から大阪市中心部までは約40km、和歌山市中心部までは約20kmです。町は瀬戸内気候区の最も東の端にあたり、雨が少ないため古くから農業用水をため池に頼ってきました。内陸部は古くからの集落である吉見と嘉祥寺からなり、埋め立てでりんくうタウンが加わりました。

人口は、2020年国勢調査で8,434人・3,734世帯、2025年国勢調査の確定値で8,098人・3,723世帯でした。5年間で336人(3.98%)減っています。一方、大阪府の推計では2026年9月1日現在8,390人・4,156世帯で、直前1年間は112人増え、8月中だけで70人増えました。府の推計は2025年国勢調査の速報値を基にしており、確定値に合わせて推計し直す予定と府は注記しています。

府の年齢別推計から計算すると、2026年9月1日現在の65歳以上の割合は23.3%で、府全体の27.0%より低く、8市町で最も低い値です。75歳以上は14.8%、0〜14歳は11.7%です。町の構想によると、人口は1970年の8,382人を頂点に1995年の6,285人まで減ったあと、翌年から増えに転じました。

町は1889年の町村制で吉見村と嘉祥寺村が合わさって日根郡田尻村となり、1896年に泉南郡に入り、1953年に町制を施行しました。戦国期には吉見と嘉祥寺が和泉国の本願寺の拠点であったとされます。産業では、町の構想が都市近郊の農業を挙げ、玉ねぎ・キャベツ・なすの指定産地としています。日曜朝市を含む田尻漁港には年間約20万人が訪れています。

鉄道は南海本線の吉見ノ里駅があり、町の説明ではなんば駅から約40分、和歌山市駅から約30分です。駅舎を含む駅前広場は令和5年度に完成しました。車では阪神高速湾岸線や阪和自動車道を通って大阪市内まで約40分です。役場は嘉祥寺375番地1にあり、吉見ノ里駅から北東(海側)へ約350mです。町の総合計画は第5次田尻町総合計画で、2020年度からの10年間を計画期間としています。町の統計書にあたる刊行物は、今回の調べでは町のサイトで見つけられませんでした。

要点

出典:大阪府 毎月推計人口(令和8年9月1日現在)/大阪府 年齢(5歳階級)別推計人口(令和8年9月1日現在)/大阪府 令和2年国勢調査 人口等基本集計(大阪府概要版)/大阪府 令和7年国勢調査 人口等基本集計(大阪府概要版・2026年9月公表)/田尻町 田尻町役場庁舎(所在地と交通)/田尻町 歴史・地勢(位置・沿革・町域面積)/田尻町 農業と漁業を活かした観光まちづくり構想(2026年5月)/田尻町 第5次田尻町総合計画 基本構想

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