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市町のすがた 2026/10/24 掲載

岬町のすがた

岬町

岬町は大阪府の最も南西にある町で、北は大阪湾、東南は和泉山脈に接します。2026年9月1日現在の推計人口は12,734人で、2020年から2025年の国勢調査の間に11.3%減りました。65歳以上の割合は41.2%で、8市町で最も高くなっています。

岬町の面積は、国土地理院の2026年7月1日時点の面積調で49.14km²です(町のページは49.18km²と表記)。町の統計資料によると東西10km、南北6kmにわたります。北は大阪湾に面し、東南は和泉山脈で和歌山県と、東は阪南市と接しています。大阪市の都心まで約50km(鉄道で約1時間)、和歌山市の中心まで約10km(鉄道で約20分)です。

2025年国勢調査の確定値では13,072人・5,851世帯で、2020年国勢調査の14,741人から5年間に1,669人(11.32%)減りました。大阪府の発表では能勢町・千早赤阪村に次いで府内で3番目に高い減少率です。府全体の減少率は0.89%でした。町の統計資料によると、合併直後の1955年の人口は19,428人でした。

大阪府の推計では、2026年9月1日現在の人口は12,734人、世帯数は5,765世帯で、直前1年間に331人減りました。府の年齢別推計から計算すると、65歳以上が41.2%、75歳以上が26.6%、0〜14歳が7.4%です。どれも8市町のなかで最も高齢側に寄った値です。人口密度は1km²あたり259人で、8市町で最も低くなっています。

町は1955年4月1日に淡輪村・深日町・多奈川町・孝子村が合併して生まれました。海岸にいくつもの岬が突き出し、町全体も大阪湾へ半島のように出ていることが町名の由来です。町の「まちのあゆみと現況」によると、漁業・農業・林業のほか、「谷川瓦」の名で知られた瓦づくりが地場産業でした。1942年に多奈川・深日地区へ軍需工場が置かれ、これが今の南海多奈川線の開設につながりました。

鉄道は南海本線と、みさき公園駅から分かれる多奈川線(みさき公園〜多奈川2.6km)があり、町内に南海の駅が6つあります。町の都市計画マスタープランでは、2017年の1日乗降客数が最も多いのは特急・急行が止まるみさき公園駅の5,023人、最も少ないのは孝子駅の120人でした。道路は2017年に国道26号(第二阪和国道)が全線開通し、同じ年に開いた道の駅みさきは年間来場者が100万人を超えています。

淡輪地区には府立青少年海洋センター、淡輪ヨットハーバー、せんなん里海公園があり、2015年には大阪で初めて「みなとオアシスみさき」が本登録されました。深日港はかつて淡路島への高速艇とフェリーの港でしたが、1999年までに定期航路はなくなりました。2021年の都市計画マスタープランは、再生に向けて旅客船の社会実験運航を行っていると記しています。役場は深日2000-1にあります。

町の総合計画は第5次岬町総合計画で、基本構想は2021年から2030年までの10年間のまちの将来像と方向を示しています。町は2011年の地方自治法改正で策定の義務がなくなった後も、議決による基本構想を続けています。基本計画は前期と後期に分かれ、前期は中間年の2025年度までの施策を示していました。2026年3月には後期基本計画(2026年度から5年間)が策定されています。町の基本的な統計は、町制施行70周年記念誌の統計資料編にまとめられています。

要点

出典:大阪府 毎月推計人口(令和8年9月1日現在)/大阪府 年齢(5歳階級)別推計人口(令和8年9月1日現在)/大阪府 令和7年国勢調査 人口等基本集計(大阪府概要版・2026年9月公表)/国土地理院 全国都道府県市区町村別面積調(令和8年7月1日時点)/岬町 第5次岬町総合計画の策定について(後期基本計画)/岬町 町制施行70周年記念誌 統計資料編/岬町 まちのあゆみと現況/岬町 都市計画マスタープラン(2021年5月)

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